冬用タイヤ交換時の確実な作業を
- 最終更新日:2023年11月17日
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大型車の車輪脱落事故は劣化したホイール・ナットが原因?
近年、大型車の車輪脱落事故が増加傾向にあり、確実な締め付けや増し締めの実施など、タイヤ交換時の確実な作業の徹底を呼び掛けています。
2022年度は、大型車の車輪脱落事故発生件数が140件と過去10年間で最多になりました。そのうち冬用タイヤへ交換時期の11月から2月に発生した件数が93件で66%と割合が高く、車輪脱着作業後1ヶ月以内に発生した割合が53%となります。
また、車輪脱落事故140件のうち136台に対して調査を行った結果、劣化したホイール・ナットが使用されていたり、タイヤ脱着時にホイール・ナットの清掃や潤滑材の塗布等が見られず、適切なタイヤ脱着作業が行われていない等の問題が確認されました。車歴別での車輪脱落事故の発生件数は、初年度登録から4年を経過した大型車で多く発生しています。
タイヤ交換の時期となりました。積雪予報後に交換作業が集中したことによる不適切な脱着作業が行われていたケースもあるようです。余裕をもって確実な作業で冬用タイヤに交換をお願いします。
※車のタイヤ交換方法についてはこちらの解説もご参照ください。
車のタイヤ交換の方法は?費用や時期、タイヤを長持ちさせる方法など徹底解説|より良いカーライフのためならカルモマガジン
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