いつ遭遇するか分からない逆走事故

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いつ遭遇するか分からない逆走事故

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2019年12月1日に関越自動車道下り線で80代男性の運転する軽自動車が逆走し、乗用車と正面衝突する事故が発生しました。パーキングエリアの出口を間違え、入口から本線に入ったと見られています。
国土交通省による調べによりますと、2016年がピークの57件から逆走事故の発生件数は減少していましたが、2019年は6月時点で26件発生しており、再び増加する可能性があります。
また、高速道路上の事故全体に比べ、逆走事故が死亡事故になる割合は15倍、死傷事故になる割合は5倍と特に高い結果が出ており、逆走事案の年齢別では65歳以上が全体の7割を占めています。

加害者100%とは限らない過失割合

逆走による事故となれば、過失割合は『加害者100:被害者0』と考えますが必ずしもそうはなりません。
例えば被害者側の前方不注意、制限速度超過などの『安全運転義務違反』によって被害者にも過失割合が当てられ、「加害者が全面的に悪い」ということにはならないということです。
また、一般道路上に於いては『一方通行違反の車80:違反していない車20』と基本過失割合の規定があり(高速道路上の逆走については定めなし)、この規定割合に対して双方の過失の有無によって増減がなされます。
年末年始に向け、車を運転する機会も多くなります。万一逆走車両に遭遇した場合でも、停止や路肩に避難できるように速度、車間距離に気を付け、万全の体調での運転を心がけましょう。

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