ナンバープレート設置の新基準は角度まで厳格化

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2021年5月20日

ナンバープレート設置の新基準は角度まで厳格化

国土交通省は2021年4月1日から適用予定だった自動車のナンバープレートの表示に係る新基準の適用を、新型コロナウイルスの感染拡大によって国内の自動車購入需要が停滞したことなどを踏まえ、2021年10月1日以降に初めて登録等をする車に適用すると発表しました。
新基準ではナンバープレート装着時の上下・左右方向、角度等の決まりを厳守する必要があります。


現在の基準は2016年4月に施行されたもので基準項目は大きく4つあります。

  • ① ナンバープレートカバー禁止(無色も禁止)
  • ② ナンバーフレーム禁止(番号に被覆するもの)
  • ③ 折り曲げ禁止(ナンバープレートの折り曲げ)
  • ④ 回転させるのを禁止(斜めなどにするのは禁止)

2021年10月からは、取り付け角度についても言及し、規制を強化しています。

  • ※ 2021年9月30日までに登録・検査・使用の届出がある自動車については、上記基準によらず、自動車の運行中番号が判読できるような見やすい角度によりナンバープレートを取り付けること、また、番号を被覆せず、脱落するおそれがなく、自動車の運行中番号が判読できるフレーム又はボルトカバーを取り付けることができる。
  • ※ ナンバープレートに取り付けたときの当該ナンバープレートの外縁からフレームの内縁までの長さ
  • ※ ナンバープレートに取り付けたフレーム・ポルトカバーの当該ナンバープレートの表面から突出している部分の長さ