従来型が使えなくなる!?ETC2.0車載器を選ぶ理由

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高速道路

2018年11月20日

従来型が使えなくなる!?ETC2.0車載器を選ぶ理由

一部の従来型ETC車載器 2022年12月1日以降使用不可

2018年9月3日(月)、国土交通省およびITSサービス高度化機構、高速道路会社6社連名で発表された、「1日スプリアス規格に基づいて製造されたETC車載器について」において、竃波法関連法令の改正により、一部のETC車載器は2022年12月1日以降、使用できなくなると通知されました。
これにより、2007年以前の技術基準涵合証明・エ事設計認証(|日スプリアス認証)を受け製造されたETC車載器ではETCレーンの通行が出来なくなり、当該車載器を電源に接続したまま走行すると電波法違反となります。
当該車載器を搭載したままETCレーンを通行した際は「安全に配慮した運用となるよう検討する」とし、具体的な対応策は今後発表される見通しとなっています。

スプリアスとは?

無線設備における「不要電波の一種」で、電波障害の原因となります。このスプリアスをできる限り低減するため、法令により発射強度の許容値が規定されています。
旧スプリアス規格(2007年以前の規格)で製造された車載器に対し延長措置がとられていましたが、その使用期限が2022年11月末までとなっています。

ETC2.0車載器の主な特徴

一時退出・再流入の料金同一化

指定のICと道の駅を利用する場合に、高速道路を一時退出し再流入しても、降りずに利用した金額と同一金額で利用ができ、現在20箇所で導入されています。
今後、事故や災害による通行止めを回避するための一時退出・再流入も、同一金額にすることが導入予定となっています。

対象のIC若しくはスマートICでの乗り直しかつ、順方向の利用のみの料舎措置となります。対象の遵の駅に立ち寄る際は国道側より道の駅に進入する必要があります。

特別割引

ETC2.0車載器を搭載の自動車は、ETCコーポレートカード利用による大ロ・多頻度割引にて最大40%割引凡圏央道、新湘南バイパスの高速道路料金が約2割引。また、大阪都心流入割引が受けられます。

※車両単佗割引/事業用車両限定 30年 3月まで

渋滞回避支援

ITSスポットからの情報をもとに、最大1,000km分の道路交通情報が提供され、最適なルートを選択してドライバーに伝達。

安全運転支援・災害時支援

高速道路の危険地帯(合流地点・急カーブ)の警告や、災害が発生した際に、災害発生状況の伝達と支援清報を提供。