全商連だより
2022年11月号
記事紹介
2023年1月
車検証が電子化されます2023年1月4日以降に交付される車検証より、サイズが小さくなり、ICタグが付いた電子化の車検証に変わります。(軽自動車は2024年1月から)
電子化されることで、車検証の有効期限などをオンラインで更新できるようになり、車検証の交付を受けるための陸運支局への出頭が一部不要になるため、自動車ユーザーにとっても車検の時間短縮につながるなどメリットがあります。電子化による車検証の変更点
●A4サイズからA6サイズ相当の厚紙に変更
●車両毎に「車両識別符号(車両ID)」を新たに付与
●一部情報をICタグに記録
「有効期間」「所有者の氏名・住所」「使用者の住所」「使用の本拠地」など※継続検査や変更登録などの影響を受けない「自動車登録番号/車両番号」や「車台番号」など、基礎的情報は引き続き記載されます。
ICタグ記録情報の閲覧には『車検証閲覧アプリ(2023年1月公開予定)』が必要
電子化により、紙の車検証に記載されていた情報の一部はICタグに記録されるため、閲覧にはPCまたはスマートフォンへ「車検証閲覧アプリ(2023年1月公開予定)」のインストールが必要です。
PCでICタグ記録情報を閲覧するには、ICカードリーダー(ISO/IEC 14443 TypeA規格に準拠)が必要です。スマートフォンの場合、NFC対応のスマートフォンで読み取る事ができます。NFCとは・・・スマートフォンやカード等をかざすだけで、読み取り機器と無線通信を行う技術のことで、駅の改札やコンビニ等の支払い、ホテルのチェックインなどで活用されています。
車検証閲覧アプリの機能
●ICタグ記録情報の確認
●車検証情報をPDFでダウンロード
●リコール情報の確認
●車検証有効期限の通知(満了日の60日前・30日前・1日後の3回)電子車検証動作確認済みのICカードリーダ
【電子車検証特設サイト】NFC対応のスマートフォン
【公的個人認証サービスポータルサイト】組合への車検証のご提示方法については、情報が確定次第ご案内いたします。
全商連ETCカードへの切り替えをお願いします
加盟組合で発行している『UC法人ETCカード』は『全商連ETCカード』に切り替わります。
オリジナルカードの発行により、組合員様及び加盟組合の利便性向上と効率化を目指します。12月1日以降、UC法人ETCカードの発行とご利用は、すべて全商連ETCカードのみになります。
全商連ETCカードへの切り替えスケジュール
切り替えについての注意点
〇 カード番号が変わります
全商連ETCカードのカード番号は新しくなりますのでご注意ください。ETC利用照会サービスをご利用の方は、お手数ですが再登録をお願い致します。
〇 割引内容、諸費用に変更はありません
UC法人ETCカードにおいて適用される割引は、そのまま全商連ETCカードにも適用されます。諸費用(保守サービス料・管理料等)についても同様です。
〇 有効期限が7年になります
UC法人ETCカードでは5年だった有効期限が全商連ETCカードでは7年になります。※加盟組合単位の有効期限になりますので、新規発行から一度目の更新は必ずしも7年とは限りません。
〇 締日・支払日に変更はありません
お支払いに関するスケジュールにも変更はありません。
切替後のUC法人ETCカードは破棄もしくは返却をお願いします
ご不明な点はご所属の組合へお問い合わせください。
UC法人ETCカードの裏面に貼られている銀シールに、発行組合の電話番号が記載されています。110番通報で動画送信
全国で試験運用10月1日から全国の警察で110番通報者がスマートフォンやタブレット端末で撮影した動画を送れる「110番映像通報システム」の試行運用が開始しました。本格的な運用は2023年4月に予定されています。
2020年に先行導入した兵庫県警では年100件以上の活用実績があり、スムーズな現場対応や、容疑者の特定に活かされています。
事件・事故や災害など、音声だけでは伝わりにくい詳細な情報が把握しやすくなり、警察官は現場到着前に視覚的な情報を得る事で、初動対応が迅速かつ的確に行えることが期待されます。また、通報者への取り調べの負担軽減、刑事裁判での証拠としても扱えるなどの利点も想定されています。事前のアプリダウンロードは不要
110番通報を受けた警察で、映像が必要だと判断した場合に、通信指令室から通報者へショートメッセージサービス(SMS)でURLが送信されます。
URLからシステムにアクセスし、口頭で伝えられるアクセスコードを入力、留意事項等に同意するとカメラが立ち上がり、通話しながら現場の撮影または撮影済みの動画や画像データの送信ができます。
初めてシステムを使う通報者は、操作に手間取ってしまうことが懸念されていますが、アプリダウンロードが不要なため手軽に活用できます。健康アプリで楽しく健康促進
厚生労働省では、国民の健康増進の総合的な推進を図るため、また、健康寿命の延伸と健康格差の縮小に向けて、様々な要望を自治体へ提示しています。
自治体ごとに施策はさまざまで、各種健康イベントを開催したりと住民の健康意識を高める取り組みも多くありますが、その中でもスマートフォンの「健康アプリ」は、誰でも手軽にご自身の健康を管理することができます。
自治体やアプリによって異なりますが、歩くだけでポイントがたまったり、健康診断の受診や健康イベントの参加でもポイントが付与され、たまったポイントは抽選会への応募や景品の交換、地域の協力店で特典を受けることができます。
健康アプリで楽しみながら健康促進してみませんか?自治体での導入事例
「歩く」をメインに、スタンプラリーやバーチャルのウォーキングラリーなどで、健康ポイントがたまります。
ポイントは協賛企業から提供の景品に応募ができます。1日の歩数1,000歩ごとに1ポイント加算など。歩数にあわせて、ご当地キャラがどんどん変身。
たまったポイントを割引クーポンと交換できます。毎日の体重の記録で2ポイント、3,000歩で4ポイント、スポーツイベント参加で100ポイントなど。
100ポイントごとに地域協力店で特典を受け取ることができます。今月のプレゼント
- トップページ
- 2022年11月号